運行管理者試験と外国人

この3月3日に運行管理者の試験がありました。

今回は「旅客」の試験を受けようと、準備していたのですが、
またまた、心臓の発作で行けませんでした。
8月の試験は別の日程と重なるので、また1年待たなければなりません。

本当に残念です。

先立って、12月に基礎講習に行ってきました。

「貨物」は宮崎で講習を受けて、宮崎で試験でしたが、
今回は、東京で基礎講習の受講先を選択しました。

宮崎で受けた「基礎講習」は、110人程度で、
おそらく日本の人ばかりだったと思います。

ところが、
東京で受けた「基礎講習」は、30人くらいだったのですが、
その半分は外国の人たちでした。

最初は、教官に対する質問の内容が、
あまりにも「ピント外れ」だと感じて、
不思議な人たちだなとと思ってました。

外国人だとわかると、逆にすごいなと。

台湾、中国、ミャンマー、タイ、韓国の人がおられました。

強烈に驚いたのは、テキストは日本語です。
わたしたち日本人と同じものです。

教官も日本語で、小テストも当然日本語です。

でも、彼らは日本語で回答されていました。
彼らの熱意に、すごい!というか、
仕事に対する執念のようなものを感じたのです。

そもそも彼らは2ヶ国語、3ヶ国語が話せます。
しかも読めます。

その人たちが、日本の資格まで取ろうとしていることに、
執念を感じたわけです。

半分は日本人です。
会社に言われて講習を受けにきている人もいるでしょう。
大きな違いを感じました。

外国人のうちのひとりは、
中古の自動車を数台買って、
会社を立ち上げる準備をしているそうです。

どうやって認可や認可が下りるのかわかりませんが、
一生懸命さがひしひしと伝わってきます。
それに夢を持っているので、
眼を輝かせながら、そういうことを話されています。

日本では、どんどん高齢化が進み、
若い人たちは、物流や運輸に興味を持たず、
ドライバーは減少する一方です。

タクシーの運転手の平均年齢は60歳を超えています。
もうすぐ、タクシーも運転する人も極端に減るでしょう。

自動運転のシステムができればいいですが。。。

外国人の仕事を奪われると感じるか、
外国人に日本を支えてもらうと感じるか。

今回、基礎講習に参加して、
時代は「待ったなし」という気がしました。

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