アグテックorアグリテックを理解する!企業20社紹介

アグテック(Agtech)やアグリテック(Agritech)は造語ですから、
まだまだご存知でないかたも多いかもしれませんね。

目次

アグテックorアグリテックとは?

どちらの単語も、
農業(Agriculture)と技術(Technology)を組合せた言葉です。

農業とテクノロジー(いわゆるIT)と組み合わせたもの、
とイメージしてください。

基本は、都市(消費者)と地方(生産者)を繋ぐ役割を担っています。

また、「農業で稼ぐ」という考えの切り札として、
ICT(情報通信技術)/IoT(モノのインターネット)、ロボット技術を、
農業にどんどん活用していこうという考えも含まれます。

新たに始めるということもあるでしょうが、
実は既にパソコンを駆使して管理されている人も多いでしょう。

例えば、温度管理、湿度管理、水やり、霧や霜の管理。
ドローンによる農薬散布や監視。
ロボット技術を取り込んだ自動運転農機や農業ロボットなど。

農業に従事する人も減少しているので、
働き方も考えていかねばなりません。

また、食品ロスや食料不足問題にも備える必要があります。

必要なところに、本当に望むものを必要な量だけ届けること。
そのためにも農業が安定して収入を得られる手段のひとつであること。
日本の農業が未来もずっと輝き続けるということ。

そのためにも、適切な情報やノウハウを共有し、
生産だけでなく物流も含めてと効率化を図ることは、
これから、ますます重要になります。

この手段に、
アグテック(アグリテック)が有効な手段になるのは確かです。

アグテックorアグリテック企業を紹介

アグテックやアグリテックに挑戦している企業や取り組んでいる企業を、
いくつか紹介します。

まだまだ集団農業が発達していない地域や地方も多いです。
「自分のとこだけやるのも…」という思いもあるでしょう。
「費用がかかるかも…」と心配したり。

紹介する企業だけでなく、
地元で取り組んでいるところはたくさんあります。
そういうところを調べる楽しみは残しておきます。

では、さっそく。

EC企業(electronic commerce)

ECとは、自社の商品(広義では他社の商品)やサービスを、
インターネット上に置いた独自運営のウェブ(サイト)で販売する企業です

オイシックスドット大地

2017年に「オイシックス」と「大地を守る会」が経営統合しました。

有機野菜、自然食品、オーガニックフーズ、無添加物食品を、
生産・製造し、販売しています。
ネットスーパー(食材宅配サービス)「Oisix.com」も展開しています。

また、契約されている保育園(所)向けには、
管理栄養士による献立提供と栄養相談のサービス提供を、
無償で行っています。

戦略投資部門「Food Tech Fund」では、
他社への投資・提携を積極的に行っています。

ちなみに、「らでぃっしゅぼーや」株式会社は子会社です。

プラネット・テーブル

プラネット・テーブルは、
全国各地の食材を都心部へと届ける、
農畜水産物の流通・物流プラットフォーム「SEND」を展開しています。

生産地点から天候を割り出し、
作物の出荷予定から必要数量のリクエストを受け付けることで、
生産物のロスをなくすなど、
既存の流通の非効率化を解消する取り組みが実践されています。

また、これまで生産品販売の大きなネックだった、
早期の「利益化」も目指して、
支払い生産物をいち早く「確実」に収益に変える、
生産者向けの早期支払いサービス「FarmPay」を導入しています。

企業系

ヤンマー

ヤンマーは、農業用のトラクターやドローンなど、
農作業を手助けするための自動車や機械などのメーカーです。

目指すのは自動化。
農家の減少や高齢化や若者の就農率の低下など、
日本の農業が抱えている諸問題を解決するために、
自動運転農機や農業用ロボットを開発し販売しています。

また、次のようなソリューションを展開しています。

「スマートアシスト」
 機械の稼働状況やコンディションを常に把握し、
 無駄のないメンテナンスの提案や様々な稼働分析データを提供します。

「土づくりソリューション」
 ほ場の位置、状態から生育不良の原因究明や肥料コストの見直しまで、
 詳しくわかる「本格診断」を行っています。

「リモートセンシング」
 ほ場全体を特殊カメラで空撮し、
 生育マップでほ場全体の生育状態を「見える化」するサービスです。

なお、農業用スプリンクラーの共立イリゲート株式会社が2018年4月1日にヤンマーアグリジャパン株式会社と合併しました。

ヤマハ発動機

ヤマハ発動機は、産業用無人ヘリコプターの製造・販売を行っています。

農業において効率的な薬剤散布はまだまだ必要です。
しかし、環境問題や人体への影響に対する配慮も重要な課題です。

そのような問題解決のため、
無人ヘリコプターによる薬剤散布が活用され、
効率的な薬剤散布を実現しています。

〈参考資料〉
・「産業用無人ヘリコプターが農業分野で実際に使用されている内容」
・ 産業用無人航空機用農薬

ボッシュ(BOSCH)

AI 病害予測機能を搭載した 、
トマト向けハウス栽培病害予測システム、
スマート農業ソリューション「Plantect」(プランテクト)」を
製造販売しています。

農業総合研究所 

農業総合研究所では、全国の生産者及び農産物直売所と提携し、
自社の集荷施設で集荷した新鮮な農産物を、
主にスーパーマーケット等、都市部のインショップ形式の直売所にて、
委託販売するプラットフォームを提供しています。

生産者が農産物を規格にとらわれず自由に生産したものを、
自ら販売価格や販売先を決めて出荷する仕組みです。

農産物から得られる所得を増やし、
生産者のこだわりを 、“顔の見える”商品として消費者に届けます。

また、国内外問わず多様な農産物流通チャネルを構築し、
海外輸出入、PB向け卸取引、EC販売、ギフト商材、加工流通等を通じて、
生産者直送農産物のコンサルティングもされています。

株式会社アグリメディア

アグリメディアでは、『都市と農業をつなぐ』が事業コンセプトです。
農業を活性化し効率化する、優れたプラットフォーム「場」を提供し、
日本の農業の発展に貢献することを使命としています。

その使命の実現のため、
次の11のプラットフォームが展開されています。

 ・サポート付き市民農園「シェア畑
 ・農業、酪農、牧場を中心とした農業求人サイト「アグリナビ
 ・自治体、法人様向けコンサルティング事業
 ・「シェア畑」他、農地や遊休地の新しい活用のご提案
 ・収穫体験付きバーベキュー場「ベジQ
 ・人と農産物の流通拠点「道の駅 清川
 ・座学と実践で体系的に学べる農業学校「アグリアカデミア
 ・遊べる農園「アグリパーク
 ・温泉付き、農業レジャー農園「里山シェア
 ・農地・遊休地の維持管理サービス「農地まもる君
 ・未経験でもできる農作業ヘルパー求人「ファームヘルプ」


SENSPROUT 

SenSproutでは、
農業用の土壌水分センサー、灌水制御装置、ビニールハウスソリューションの
開発および販売をおこなっています。

つぎのようなソリューションを提供しています。

「SenSprout Pro」
東京大学発の電子回路を印刷できる技術「プリンテッド・エレクトロニクス」を用いることで、低コストでありながら、土壌水分量、地表面温度を測る土壌センサーと、ゲートウェイ、クラウドサービスがセットになったシステムです。

「高機能ビニールハウスソリューション」
センサーシステムと高い技術力を備えた栽培コンサルティングで
収量アップに直結します。

スカイマティクス(Skymatix)

ドローンによる農業ソリューションを提供しています。

2016年に三菱商事と日立製作所によって設立された合弁会社です。

農薬散布サービス「はかせ」と
ドローン画像より作物の状態を「見える化」した、
圃場管理・葉色解析サービス「いろは」を展開しています。

まとめ

それぞれの企業の取り組みを知ると、
農業の進歩は想像以上でした。

まだまだ、大きな可能性が眠っている気がしてなりません。

次回は、農業クラウドサービス企業を紹介します。

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