がんと生きる-家族も共に

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がんの告知

父に「がん」が見つかりました。。。
軽微な胃がんから、がんの告知を受けるのは2回目です。

今回は肺がんで、少々やっかいです。

多くの人は、
一度くらい「がんの告知」を経験されているのではと思います。
何回あっても慣れるものではありません。

当事者も周囲の人も、「がん」の告知の際は驚きを隠せないでしょう。

私は父のことで告知を受けたのですが、
本人はどう考えているのでしょう。

告知を受けたら。。。

告知を受けたら、絶望や悲しみか。
それとも病気と闘おうとする強い気持ちや希望か。

とにかく「がん」という病気は、いろいろとインパクトがあります。

インターネットによって、
いろいろな情報が簡単に手に入れることのできる時代になり、
「がん」の情報も巷に溢れています。

とにかく、情報が多すぎて混乱します。

がんは部位によっては、
「治る」「今以上進行しない」病気でもあります。

医学の進歩とともに、「がん」への恐怖感よりも、
「なんとか治療して社会復帰するぞ!」という気持ちが、
湧いてくることもあるでしょう。

家族で決める

父の肺がんは、あまりよろしくない状態です。
肺気腫も多いのと、場所が悪いのです。

切除ができないため、昨年は2度の抗がん剤治療をし、
かなりの効果がありました。

しかし、その抗がん剤を使用した治療の継続も、
体に与える影響が大きく、これ以上は困難だということになりました。

先日、家族が呼ばれて、
医師と「今後の治療についてどうするか」ということを話し合いました。

無理して抗がん剤治療を試すか、
様子見(いわゆる何もしない)にするか。
それを医師から提案され、家族で結論を話し合うことになったのです。

おそらく医師が家族に伝えたかったのは、
「もう何もできないけど、無理して何かしますか?」、
ということだと理解しています。

結局、選んだ道は

他人の命の行く末を決定することは、なかなかできません。
それでも家族揃って話し合いました。

いろいろと考えましたが、
結論は本人が決断した「何もせず」です。

一旦、決断したら、急に顔が晴れやかになったのは印象的でした。

これから好きなことをして、やりたいことだけして、
元気に笑顔で生きてほしいと心から思います。

抗がん剤治療で抜け落ちた髪の毛も、
今は真っ黒でフサフサです。
しかも、まったく痴呆とかもありません。

家族が一緒になって、
いつもと変わりなく過ごしていきます。

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